でんでけブログ

いろいろやってる20歳のクリエイター ハヤカワ五味のブログです。

駄菓子屋さんに学ぶサービス精神

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駄菓子のミルクせんべいをいかに工夫して食べるかということに命を割いています、ハヤカワ五味です。

 

 

 

 

駄菓子屋さんがやりたいって言うと最初は笑われるので、この際ブログにまとめておこうと思います。本気で考えて発言してるんだって!!!

 

 

 

駄菓子屋さんを何故やりたいかと言うと、まず第一に小売の原点的な魅力があると思うんですよね。

 

だって、正直、商品単価10円とかの世界で、いくら回転数や客数増やしても売り上げや利益なんてたかがしれていると思うんですよね。だから、やってる人は年金をもらっているような年齢のおばあちゃんばかりなのではと思うのですが。じゃあ、なんで、そんな利益の出ない駄菓子屋がやりたいかって言うと、利益が出ないからこそ、本当に自分に返ってくるものって《売ることによる楽しさ》だけかと。さらに、お金にならないのであれば、自分としても楽しまないとというベクトルの努力をするようになると思うんですよね。最近、たまに魔が差して《この仕事楽しくなくてもお金になるからな。。。》と割り切ってしまう自分がいて、もう少し考えれば面白くやれる仕事かもしれないのにもったいないなと思います。もっと、1つ1つ楽しめるようにしたいなあ。

 

 

 

そして次に、駄菓子屋さんってコンテンツ自体の魅力がすごいんですね。

 

具体的にいうとコスパの限界突破をしようとしている感じというか。例えば、駄菓子ってお駄賃でも買えるお菓子ってことで駄菓子らしいのですが、その金額でそんなに買えなくても子供が楽しめるようになっていて。ヤッターめんみたいにクジがついていたり、なんとかネオンっていうピンクや緑のスティックみたいなお菓子は周りにフィルムがついていて食べるのに時間がかかるようになっていたり(ねりあめとかもそれだね)、そのサービス精神みたいなのに頭が上がりません。

 

 

最後に、コミュニティやプラットフォームとしての強さがすごくいいなと思います。

 

私は江東区生まれで幼稚園の頃に千代田区の祖母宅に越してきたのですが、千代田区はほんとうに子供の集まれる場所がなく、さらに集まったところで学校をそのまま持ってきたようなコミュニティなので私のようにいじめられていた人間からしたら本当に居場所がありませんでした。でも江東区に戻る時とかは、公園で本当に初対面の子と何時間も遊んだり、駄菓子屋で知らない子と面子をしたり、そういうのがすごく新鮮でよかったです。そんな感じの普段の場所とは違う居場所作りとかプラットフォームとしての駄菓子屋の機能は見逃せないと思います。それこそ、駄菓子屋なんて金額は小さいけど、超真剣に数字と向き合い、コスパを気にして、他に来てるお客さんや店主さんを通して年上の人との接し方を知り、モノを通じて一期一会を体験する、すっごく小さい社会な感じがしてすごく面白いですよね。。。。。

 

 

 

 

まあ、そんなこんなの理由で私は駄菓子屋さんになりたいです。

実はこんなことばかり話していたら長野の駄菓子屋さんから継いでくれないかとの連絡がありましたが、流石に大学に通学できないのでお断りしてしまいました。。。ほんとはやりたい。。。しっかり稼いで、駄菓子屋さんのオーナーになるとかでもいいよね。面白いことはまだまだいっぱいあるなあ

 

 

 

柴犬も飼いたいよね ハヤカワ五味